SNS向きでない長文転記場所

5年くらい前に他で公開した文章をほとぼりが冷めたころに転載したものです

人生初入院

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たいようにむかって叫ぶ!
いたいよう~…。

横井さんではありませんが、はずかしながら帰ってまいりました。
二泊三日の入院生活。
衝撃波で腎結石を破砕するという内容です。
脳内のチャクラを強制的に全開にして、宇宙の真理を瞬時に悟るためのものではありません(しつこい)。

実際に衝撃波を当てられていたのは1時間くらいでしょうか。
ベッドの片側に穴が空いていて、そこに水風船のようなものがおいてあります。
腎臓の辺りにゼリーをぬるぬる塗って風船と密着、血圧と心電図の測定をしつつ、1秒間に2回のペースで衝撃波を与えます。
高橋名人の1/8のペース。
衝撃波が出るときは金属の塊をハンマーで殴るような音がしますが、このときに内臓も直接殴られているかのような痛み。
「えっ、あっ、おっ、ちょっと、あっ、いたい、いたい、いたい!」
みたいな感じです。
これが延々1時間くらい続きます。
ちょっと小休止があって油断すると、焦点を再設定していきなり再開するから油断できません。

今回初めてわかったのですが、私は不整脈があるそうで、痛みを与えるたびに心拍が乱れるといわれました。
そのため、あまり強い衝撃波を与えることができず、結局完璧には破砕することはできませんでした。
それでも半分くらいは砕けたので、この状態でしばらくようすをみることにします。
1時間もベッドの上で痛みに耐えていたせいで、筋肉痛にはなりましたが体は元気です。
昼から仕事に行きましたがとくに問題もありませんでした。

そして今現在…砕けた石が降りてきたみたいで腰がめさめさ痛いです。
風が語りかけます、痛い、痛すぎる!
お医者さん曰く
「痛みだけなら心配ないので、痛み止めと水を飲んでください」
覚悟はしていましたが、ヘビーですよ。

(2014年4月2日)