「本当は女子にこんな文庫を読んで欲しいのだ」フェア
紀伊国屋書店渋谷店で開催された「本当は女子にこんな文庫を読んで欲しいのだ」フェアが大火事(大炎上)を起こしてしまったようです。
紀伊國屋書店の「本当は女子にこんな文庫を読んで欲しいのだ」フェアがプチ炎上し光速で終了 - NAVER まとめ
喧嘩と火事はネットの華!ということで、新年一発目のお祭りです。
赤組がんばれ白組がんばれ。
私は、「涼宮ハルヒ」シリーズに出てきた文学少女の長門有希を思い出しました。
アニメでわずかに現れた本を見て、オタクどもが大喜びしたのです。
さらには、彼女がオススメする100冊なるものも、角川から発表されました。
これは、「SF好き文学女子萌え~」とかいうその筋のキモオタのハートを直撃した、素晴らしい企画でした。
もう一つ思い出したのは、別冊マーガレットに連載していた河原和音の「先生!」です。
かっこいいメガネ男子社会教師に、女子高生があこがれて告白してラブラブになるという物語。
中高一貫の男子校(先生も男ばっかり)に通っていた私にとっては、とてもうらやましからん(うらやましい+けしからん)話です。
このかっこいい先生がクラウゼヴィッツの「戦争論」を読んでいるシーンが出てきて、こういうのがもてるのか!と勘違いした記憶がよみがえります。
私は「戦争論」少し立ち読みしましたが、よくわからんで一瞬で挫折しましたよ。
あともう一つ思い出したのは、「交響詩篇エウレカセブン」というアニメに出てくる敵役のデューイが読んでいた、フレイザーの金枝篇。
彼も敵ながらかっこよく、アネモネというメンヘラ気味少女からは絶大な好意を寄せられています。
ミステリアスな雰囲気がよいのでしょうか。
「金枝篇」のほうは、分厚すぎてそもそも読む気すら起きませんよ…。
(2015年01月04日)