SNS向きでない長文転記場所

5年くらい前に他で公開した文章をほとぼりが冷めたころに転載したものです

淡嶋神社でリア充に出会う

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盆休みです。
Bon Vacation!ボンバケ!(しつこい)
私は実家に帰ってきているのですが、実家近くの学習塾も盆休みです。
そういえば、出歩くと中学生とか高校生の姿も、8/10の週前半よりも多いように感じます。
受験生にとっても、つかの間の休息なのかもしれませんね。
♪ぼんばけにゃ学校も~試験も何にもない!
出たな妖怪!なにかようかい?

和歌山市の加太にある、淡嶋神社に出かけてみました。
http://www.kada.jp/awashima/
ここは女性の健康にかかわる神社として有名で、境内には無事の出産を祈る絵馬でいっぱいです。
あと、女性の下着を奉納すると健康を授かるという言い伝えもあり、末社には下着を放り込む穴が備わっていたりします。
かつては下着を柱に結び付けたりしていたそうですが、衛生面の問題か風紀面の問題かはわかりませんが、今では下着結び付けは禁止されているのです。

そして、それ以上に淡嶋神社を有名にしているのは、人形供養です。
全国から大量の人形が奉納されており、境内にもその一部が並んでいます。
噂によると、社殿の地下には髪の毛が伸びる人形が保管されているとか…。
ためしに、見に行ってみることにしました。

「一回乗っても南海電車」で有名な、南海電鉄和歌山市駅から加太線に乗り換えて15分ほど。
終点の加太駅に降りてから、途中で土砂降りの大雨に遭遇しつつつさらに歩くこと20分。
地味な神社に到着…と思いきや、境内の入口に海の家風のお店があり、すげーリア充的な人たちが群がっています。
海水浴場が近いのか?大雨でみなさん、店の中のほうで雨宿りしていましたが。
日陰者の私はカツアゲされないように目をそらしながら境内に向かうと、大量の人形たちが並んでいます。
噂にたがわぬ壮観。
招き猫ゾーン、干支人形ゾーン、熊の木彫りゾーンなどがありましたが、やはり一番は市松人形ゾーン。
なんか蜘蛛の巣かかっているし、呪われそうな迫力…。
ここ最近市松人形なんか見たことがなかったのですが、世にはまだたくさんこの手の人形が眠っているのですね。

写真は市松人形さんたち。
夜9時まで参拝可能です。

(2014年8月17日)