SNS向きでない長文転記場所

5年くらい前に他で公開した文章をほとぼりが冷めたころに転載したものです

一生犬鳴!イヌナキン!

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盆休みです。
Bon Vacation!ボンバケ!(しつこい)
私は朝に食べないと午前中におなかが空いてどうにもならなくなるたちなので、休日も含めて毎日朝食をとります。
会社に行く日には、ストレスのせいで朝食も無理やり詰め込むという感じなのですが、ボンバケに入ってからは寝起きから食欲旺盛。
どんだけ会社嫌いなんだと、自分でも呆れかえってしまいます。
どんだけ~(IKKO風)
ぼんばけ~(IKKO風)

大阪府南部にある「犬鳴山」は、役小角が開山したと伝えられる由緒正しい修験道の聖地です。
修験道と言えば、もっとも有名なのは和歌山の大峰山脈なのですが、犬鳴山は大峰山脈の山々に比べるとアクセスが容易です。
しかし、激しい滝行の場である「行者の滝」とか、関係者以外立ち入り禁止の危険な山道にある行場など、今でも本格的な修行が行われているそうです。
予約をするとこんな修行も体験できるそうですが…。
http://guide.travel.co.jp/article/975/
最近、「南総里見八犬伝」なる本を読んでいて、なんとなくわんわんな気分なので、様子を見に行ってみることにしました。

バス停から降りて鳥居をくぐり、七宝瀧寺の敷地に入ると…なんか無断でバーベキューしている人がいる!
犬鳴川の河原は確かに人も少なくて穴場なのかもしれませんが、聖地でバーベキューか…。
マジびっくりです。

犬鳴川に沿って本堂に向かって歩いていくのですが、先日の台風の影響でまだちょっと増水しています。
ちょっとぞうすい、といってもヒガシマル醤油ではありません。
犬鳴川には合計48個の滝があるといわれているのですが、水かさが増しているおかげでどの滝も迫力がありました。
終点の行者の滝は、近寄ると非常に細かい水しぶきであっという間に体がびしょびしょ。
カメラを出すと、カメラがあっという間に濡れていくので心配です。
しかも、滝の真下は水圧のせいかものすごい風で、世界が違いましたよ。
勝手に滝行しないでくださいというような注意書きがありましたが、この環境で滝行したら流されてしまいそうです。
全行程をつうじて林の中なので、直射日光を浴びなくて涼しかったですよ。
お気楽に行った割には、迫力のある景色が見られて満足です。

写真は48個ある滝のうちの一つ。
ちょっと増水。
ヒガシマルではありません。(2回目)

(2014年8月14日)